2022.06.11
市街化調整区域ってなに?

こんにちは⚘
マイホームを建てるうえで土地は必要不可欠ですよね
土地を探しているとき、ポータルサイトなどで『市街化調整区域』という単語を目にしたことはありませんか?
ここの土地に住みたいと思っても、市街化調整区域だと土地を購入しても物件を建てられない、建築するにあたって許可が必要だったりすることがあります・・・
今回は、市街化調整区域にどうしたら建物が建てられるか条件や特徴について解説いたします!
市街化調整区域ってなに?

まず、土地には『市街化区域』と『市街化調整区域』があり、地方自治体ごとに都市計画法により指定されています。
【市街化区域】
・既に市街化を形成している区域及びおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域。
・「建物をガンガン立てる場所」というイメージ!
【市街化調整区域】
・市街化を抑制すべき区域。
・「自然をそのまま残す場所」というイメージ!
◆特徴
・土地価格が安いことが多い
・静かな環境で過ごすことができる
・生活利便施設が近くに無い
・インフラが整っていないケースがある(ガス・下水道・電気)
市街化調整区域で家を建てるには
◆条件をクリアしていれば建築出来る
市街化調整区域でも、地方自治体に申請をし条件にクリアしていれば建設許可がおり、建物を建設することができます。
条件としては、都市計画法34条に定められた基準を満たしている必要があります。※基準は、各市町村のwebサイトなどでご確認いただけます。
例)市街化調整区域に指定される以前から所有している土地であったり、長年その地域に住んでいる親族がいる場合は、家を建てられる可能性が高くなります。とは言え、かなり複雑で難しい内容になっていますので、詳細については事前に自治体の窓口などで調べてもらうことをおすすめします。
まとめ

『市街化調整区域』は都市開発を抑制する地域のため、通常は家などを建築することを抑えています。
ただし、一定の条件を満たして申請を行い許可が下りれば住宅を建てることができます。
建築やリフォームにおいては申請や条件もあって制限されてしまいますが、土地価格が安く、静かな環境で家を建てることができる
というメリットもありますので、これから家を建てる方はよく検討して土地を選びましょう!
今回は、簡単ではありますが『市街化調整区域』の特徴や住宅を建てられる条件についてご紹介しました。
『市街化調整区域』の条件は細かく、ご自身だけでは判断難しい場合も多いです。
自分が『市街化調整区域』に建物を建てられる条件にあてはまるのかなどといったお悩みは、Coco.Landscapeでもご相談や査定を承っておりますのでお気軽にお問い合わせくださいね♪